作品紹介
 2012年9月29日
ハンサムな男ほど大嫌いなトップスタイリストの由比若葉は、
新しい仕事場を訪ねた朝、見た目のよさが最大の取り柄の男・ 真壁英生と出会った。
互いに相手に不快感を抱き、第一印象は最悪なふたりだったが、
知り合ううちに好意を抱くようになり……!?
『ハンサムは嫌い。』『無作法な紳士』に書き下ろし『秘書と苺』を収録。
『ハンサムは嫌い。』のお気に入りシーンとその理由を教えてください。

由比と井上のやりとりが結構好きなんです。
長いつきあいの仕事仲間っていいなあ、と思います。

『無作法な紳士』のお気に入りシーンとその理由を教えてください。

炭焼きの仕事を一生懸命に手伝おうとする桜彦のシーン。ボンボン育ちだけれど、
素直ないい子だなあと、読み返していて母の気持ちになりました(笑)
あと、ジコ。ジコはなにをしても可愛いね……。
 
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Q 『 Blue Rose』に引き続き『ハンサムは嫌い。』発売おめでとうございます!
今作は作品集の第二弾になりますが、今の気持ちを教えてください。
  A またしても厚みのある一冊になりました。
みなさんにたっぷり楽しんでいただけるといいなあと思っております。
Q 今作には、表題作『ハンサムは嫌い。』と『無作法な紳士』が収録されています。
今回の二本はどちらもラブコメですが、久しぶりに読まれたときはどんな気持ちになりましたか?
  A 前作の『Blue Rose』よりは、時の流れを感じなかったです。
とはいえ過去の作品なので、客観的になっている部分もあって
「ああ、そうね、私はよくこういう書き方するよね……」
と納得しながら読み返していました。
Q 『ハンサムは嫌い。』は美容室のオーナー・真壁と美容師・由比のお話です。
美容室のお話なので、髪を洗ったり、切ったりのシーンが多くありますが、
榎田先生の考える美容師の萌えドコロを教えてください。
  A 美容師さんにはそんなに萌えないのですが、道具類に萌えます。
美容院は細々したものが多くて楽しそうです。
あと、萌えうんぬんではなく、
シャンプーの上手な美容師さんは連れて帰りたくなります。男女は問わない!
Q 仕事では有能な由比さんですが、酒癖は問題ありのようです。
榎田先生はお酒の失敗話はありますか?
  A ほとんど飲まない(飲めない)ので失敗のしようがありません……
Q ちなみに、榎田先生にとって美容室を選ぶとき、もっとも重要なポイントはなんでしょうか?
  A 相互理解があることかな……。
Q 『無作法な紳士』では高校生御曹司の桜彦が、熊のような出で立ちだった炭焼き職人の克郎を
紳士に仕立てる、逆シンデレラストーリーの可愛い作品です! 
この作品はどんなきっかけで生まれたのか教えていただけますか?
  A ギャップ萌え属性なので、まっくろくろすけ→美男子、
という落差を書きたかったのです。
ちなみに受くんが可愛くなる作品は『神さまに言っとけ』です。
と、宣伝しておこう。
Q 作中の津軽弁はとても印象的でした!
小説で方言を使うときに気をつけていることを教えていただけますか?
  A 方言を使うときは、必ずネイティブの方にチェックしてもらいます。
それでも微妙な地域差などがあるので、完璧に正しい方言というのは難しく……
というより、存在しないかもしれませんね。
今回の津軽弁は、チェック以前に自分ではまったくわからないので、
標準語の文章をダイレクトに直していただきました。
お国言葉はどこのでも好きですが、馴染みがあるのは伊予弁かなあ。
父方の祖母の言葉が懐かしいです。
Q どちらの作品も、執筆当時だからこそ、というシーンや展開があるのではないかと思います。
今だったらこのシーンはこうはならない、と思ったりするのでしょうか?
  A まだいくらか景気がよかった頃の作品なので、今書いたら、
もう少し世知辛い展開や雰囲気になったかもしれませんね……。
Q 今回の書き下ろし小説『秘書と苺』は『無作法な紳士』からの作品になります。
書き下ろす際、どちらの作品からのものにするか、どうやって決めているのか教えていただけますか?
  A ……ネタが思い浮かんだほうです(笑)
Q 作品集第三弾は『聖夜』と『名前のない色』を収録、発売は12月の予定ですが、
次回作の見所などを教えていただけますか?
  A 『聖夜』は20年愛の物語です。
今回書き下ろしがついて、とうとう30年愛になりました。
『名前のない色』はやや毛色の変わった作品でして、
あまり前置きをしないほうがお楽しみいただけると思います。
Q 前回のインタビューではまだ謎の多かった新作『nez[ネ]』。
こちらも10月31日に、ついに発売です!
一足早く、どんな作品なのか、読者のみなさまにこっそり教えていただけますか?
  A キーワードは『鼻』ですよ~。
私はわりとにおいに敏感なほうなのですが、
それが極端になると人間はどうなるのかなあ……などと考えて生まれた作品です。
さらに、そんな人が風邪をひいて鼻炎になると、どうなるのかなあと……(笑)
Q 読者のみなさまにメッセージをお願いいたします!
  A いつもご愛読ありがとうございます。
ボリュームたっぷりでお送りしている榎田尤利作品集、二冊目です。
小椋ムク先生のすてきなイラストもお楽しみいただけますので、
どうぞよろしくお願いいたします!
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