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作品紹介

あらすじ

貿易商の一人息子である麻倉道忠は
全寮制の旧制高校へ入学する。 
そこで同室になったのは、幼い頃に唯一
心を許した幼馴染み、立花だった。
けれど立花との再会は
麻倉にとって複雑なもので───

著者オススメシーン

一話の最後辺り
一冊を通して、一番のアップです。この麻倉の表情を描くのは楽しかったです。

人物紹介
ペンネーム
ゆき 林檎
誕生日
11月13日
血液型

B型

出身地
群馬県
インタビュー

コミックス『玉響』はじめ、作品に対しての質問です。

5月31日に『玉響』が発売となります。今の率直なお気持ちをお聞かせください。

担当さん、編集部の皆さん、デザイナーさんすべての方にありがとうございますと言いたいです。

1冊通してのお話は今回が初めてとうかがいました。連載を終えてみていかがでしたでしょうか?

32P(読み切り)の5倍なので、がっつり描ける、よーし。と思ったのですが、とても早かったです。
もっと突っ込んだところまで描けたら良かったのですが…広げた風呂敷を畳むのに必死でした。

カバーの儚げな雰囲気が作品の内容にマッチしていて素敵です。色合いや構図などシンプルながらとても惹かれるイラストですが、コミックス化が決まったときからだいたいの雰囲気は想定されていたのでしょうか?

(購買意欲が下がるという)寒色でまとめようとは思ってました。
実は最初顔のアップを提出したのですが、デザイナーさんに引きも見てみたいと仰ってもらい、今回の絵になりました。
単行本の表紙のカバーをめくっていただくと、顔アップのラフ絵もひっそりありますので、よかったら見比べてみてください。

今作は大正時代を舞台にしたお話です。このお話を描かれたきっかけを教えてください。

元々は、ニートに毛が生えた生活をしてる時に趣味で描いてた漫画です。
幼少期のエピソードはそのままですが、10年以上二人は会ってなく、あるお盆に立花が麻倉の元を訪れて、一緒に過ごし空白の時間を取り戻していくのですが
実は立花はもう亡くなってて…という、オカルト系の変なバッドエンドな話で。
 
今回連載の話をいただいたとき、この話を現世で、王道で、ハッピーエンドで描いてみようと思いました。
結果すごい恥ずかしい漫画になりました。穴があったら入りたいです。

時代背景や実際に起きた出来事などを絡めながら物語を組み立てるには色々と制約もあったかと思います。ご執筆中、意識されていたこと、また大変だったことを教えてください。

歴史上の色んな事にとらわれると描きたかった話やキャラクターがそっちに引っ張られてしまって、漫画というより伝記を描いてるようになってしまい注意を受けました。
でもある程度入れないと臨場感がなくなってしまうので、折り合いが難しかったです。

メインキャラクターの麻倉と立花はとても対照的な人物です。真面目で清廉潔白な麻倉と、飄々として摑みどころのない立花は、ゆき先生から見てどのようなキャラクターたちでしたか?

付き合うなら立花、結婚するなら麻倉でお願いします。

本編に納めきれなかったエピソードや、製作中の秘話などありましたらぜひ教えてください!

プロットでは、立花を失い傷心する麻倉は松本と一夜だけ結ばれてしまう。という…松本はもっと当て馬になる予定でした。
女性陣ももう少し絡む予定でしたが話がとてもややこしく、一冊に収まらないので無くなりました。

『玉響』を読者のみなさまに読んでいただく上で、注目していただきたいポイントを教えてください。

麻倉が回を追うごとにキラキラ乙女になっていくところを笑っていただければと…。

ところで! 次のゆき先生の作品を楽しみにしている読者のみなさまも多くいらっしゃると思います。新連載のご予定とその内容を、ネタバレにならない程度にぜひご紹介ください。

教師と生徒の話になります。地に足つけて誠心誠意描かせていただきます。

ゆき林檎先生ご本人に関する質問です。

PNの由来を教えてください。

漫画を投稿し始めたのが中学生だったのですが、その時に好きだった歌手や漫画のキャラクターからつけました。
名乗るのが恥ずかしいので変えたいです。

漫画を描き始めたきっかけはなんですか?

父がすごいオタクで、古本屋が夢らしく幼い頃から古本をビニール袋に入れては
初版は赤、二刷りは黄色、それ以外は緑のシールを張るといった謎の作業を手伝わされ
手塚治虫とか石ノ森章太郎とか楳図かずおとか…色々な漫画をその時に読みました。
気付いたら自分も漫画を描くようになってました。小学2年の時です。

漫画を描く上で影響を受けたり、リスペクトしているもの(作家様、本、音楽、映画などなんでも)はありますか? 理由もあわせて教えてください。

一番影響を受けたのは90年代、2000年代の少女漫画だと思います。
社会人になって、生活が荒みまして
キュンキュンするような少女漫画がまぶしくて読めない期間があったのですが、
よく(少し前の)少女漫画風と言われるので、学生時代に熱心に読んでたのが体に染みついてるんだな、と思います。
 
それと、ある編集長に言われた言葉です。その言葉の意味を追いかけてます。

ゆき先生の好きなカップリングやシチェーションはなんですか? またそのどんなところに萌えを感じますか?

歳の差と、禁断物が萌えます。男同士というだけでハードルがあるのに、さらに立場が違ったり、
ものすごく苦悩と葛藤をしてボロボロになる主人公、応援したいです。

漫画を描く上で、一番大事にされていることはなんですか?

私はこれといった個性がないので、色んな話を描いて楽しんでもらえる努力をしなければ。と
思った時期もあるのですが、今はただ読者さんに寄り添った漫画が描きたいと思ってます。
それと、漫画を描けることを当たり前と思わないこと。
私の変わりはいくらでもいるので、枠をいただくに恥じないものを描かなければとは思ってます。

最後に、読者のみなさまにメッセージをお願いします。

「玉響」は「一瞬」「ほんの少しの間」という意味になります。
漫画は一生続く仕事とは思ってないので、歳をとった時に、あの頃一生懸命にやってたなぁと。
美しい思い出になるようにこの瞬間を大切に描いていきたいと思います。
少しでも楽しんでもらえるように頑張りますので
同じ時間を共有できたら嬉しく思います。
ありがとうございました。

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