ドラマCD『傾城秘話 籠の中で〜籠の華』キャストインタビュー
● 収録を終えられた感想は?

下和田裕貴さん(珊瑚役) 珊瑚役の下和田裕貴でございます。ボーイズラブ自体は初めてではなかったんですけども、ここ何年か吹き替え中心に動かせてもらってたものだから、どんどんこういう作品と縁遠くなってしまっていて。いわゆる花形仕事だと思うから、こうやってご指名いただいてやらせていただけるのは非常にありがたいと思うんですけど。
それにしても久しぶりで。気合いで熱が出たんですかね。【近藤さん:知恵熱みたいな感じ?】別に声はそれほど、確かに長いことあえぐとすぐかれちゃったりして、本調子じゃないかもしれないけど、それにしても声は普通に出てたし。【近藤さん:そうですね、声は長いことしゃべるとあったかもしれないけど、かれてるってわけではなかったですよね。】風邪かどうかあやしい、ほんとに知恵熱かもしれない。30になって知恵熱(笑)。
珊瑚は元気っ子なんだけども、憂いがあるっていうか、悲愴感が時々こぼれるぐらいに出るんです。ニュートラルに明るい子なんだろうけど、時々こぼれてくるんですよね。
全体的にはなかなか頑張れたかなと、ちょっと頑張りすぎたかなと思うんですけども。みなさんに満足していただけるように頑張りました。
 
近藤 隆さん(猫柳役) 猫柳役の近藤隆です。実はですね、この作品がですね、僕のBLでですね、攻めってやつですか、それの初でございましてですね。【下和田さん:そんなしゃべりかたなんだ(笑)】なぜかわかんないけど(笑)。今回非常にドキドキしておりました。猫柳くんもまあそういう…初めてというところがあったので、同じようにドキドキしつつやらせていただきました。
【インタビュアー:初めての攻めということで、ご苦労されたところは?】やること自体むしろ受けよりは考えることが少なくていいんですけど、自分の私生活がかいま見えてしまったら恥ずかしいなあと。どこかこう伏せてしまったほうがいいんだろうなあとか。ちょっと変なことを考えたり。【下和田さん:私生活が出るんですか?】うっかり出そうじゃないですか。はぁはぁ言ってたら。自分の本能に直結しているところじゃないですか。うっかりそのまま。ちょっとやっぱり色をつけておかなきゃいけないかなあと。だからみんなBLやるときにかっこいいんだなあと。みんな素敵なんだなあっていうふうに思いました。…何を言ってるんだか(笑)。
 
● キャラクターやストーリーの印象は?

下和田裕貴さん(珊瑚役) 時代物ってボーイズラブの中でも多いのか少ないのかわからないんですけど、自分がやらせていただいているボーイズラブ作品の中では、なぜか時代物に縁があって。その時代の人たちが抱えているものとか、特にこういう色事を生業にしている人たちの持ってる悲しさってのは、今の色事、水商売をやってる子たちのそれとは全体的なバックボーンが違うと思うんで。天涯孤独とかって今そう無いじゃないですか。天涯孤独とか心の拠り所が普通じゃ考えつかないところにあるとか、それを大事にしてやらせていただきました。
珊瑚は猫柳くんのことを頼ってる可愛らしいだけの受けではないですよね。どっちかっていうと心配しているぐらいの感じで。だから弱々しくならないようにっていうのはありましたね。
この作品は聴いてて感情移入しやすいお話だと思うけど、みなさんどういう目線で聴かれるんだろう? 【近藤さん:かなりその登場人物によって、そのシーンごとに変わって聴こえるのかもしれない。】そうですね、その辺、ききどころかな〜。
 
近藤 隆さん(猫柳役) 設定が色街ということで、こういった色事がごく日常の世界ではあるんですけど、それでも後ろ暗い感じではなくて、すごく元気に生きている人たち、活気であったり力強さっていうのは街全体から感じられるものでしたね。その中に生まれた時からそういう街で住んでいるので、当たり前のことではあったんでしょうけど。当たり前すぎてあんまり今まで考えてこなかったのかなって。それで色事に関して、猫柳がふっと踏み込むタイミングが遅かったかなって感じもしましたね。世界観はすごく変わっていたけども、元気があってすごく楽しかったですね。
 
【インタビュアー:猫柳は感情を出すのがストレートでしたよね。】
 
元締めのママさんにバカ息子って言われるぐらいなんで、たぶんついこう口より先に手が出ちゃうとか、思ってもみないことをぷいっと口に出してしまうとか、脳と口とが直結しちゃってるぐらいの子なんだろうなっていう印象があってので、考えるところはもちろん彼なりに考えてるんだけど、あまり複雑になるべく考えないようにシンプルな感じでいければいいかなと思ってやりました。
 
● フリートークでもあったように、おふたりがコンビを組まれるのは初ということですが…

近藤 隆さん(猫柳役) 初めてなんですけど。
下和田裕貴さん(珊瑚役) 次会うのはたぶん十中八九吹き替えじゃない?
近藤 隆さん(猫柳役) たぶんそうなるね。
下和田裕貴さん(珊瑚役) でも、これがご好評いただければまたこのコンビでね、またその時この声かどうかわかんないですけど。今回はお客さんが想像される下和田のトーンよりも若干低かったかも。
近藤 隆さん(猫柳役) 最初からそういう指定でね、ちょっと低くやってほしいって。俺は何も指定なかったな。パーンとそれこそストレートに投げっぱなしって感じで、その辺は珊瑚ちゃんにすごくバランスとってもらいました。
下和田裕貴さん(珊瑚役) どっちが欠けてもなりたたないバランスでやれたので、まあ初めてなのに「えらいえらい」ととりあえずそこだけは褒めてしまいたいと。自分自身をね(笑)。
近藤 隆さん(猫柳役) 褒めてもらいました。
 
● ファンの皆様にメッセージを。

下和田裕貴さん(珊瑚役) 原作コミックスを読みながら聴かれるもよし、CD単体で聴かれるもよし。今日このスタジオの中でみなさんの芝居に助けられて、一生懸命作品の中を生きましたので、上手に切り取られていると思います。できあがりを楽しみにしててねと言ってくださったディレクターの言葉を胸に今日は帰りたいと思います。みなさん、楽しんでください。【近藤さん:僕らにしては最高だよね。】なんとかしてやるよっていうふうにも聞こえたんで、ホッとしました(笑)。
近藤 隆さん(猫柳役) 世界観とキャストの演技なども非常に、特に世界観が独特ですし、その世界観をより素晴らしく表現するために我々一同頑張りました。聴いていただければその世界観、色街の世界で力強く生きている人たちの命を感じられると思うので、ぜひ楽しみにしててください。聴いてください。
プライバシーポリシー |  ご意見・ご要望 |  広告掲載について |  このサイトについて |  通販方法 |  運営会社 | 
Copyright(c) 2005 Taiyohtosho Company. All rights reserved.